岡慎之助「練習の成果が金メダルにつながってうれしい」個人総合で金メダル後の一問一答…パリ五輪

金メダルをかむ岡慎之助（カメラ・岩田　大補）

◆パリ五輪　第６日　▽体操男子　個人総合決勝（３１日、ベルシー・アリーナ）

　初出場の岡慎之助（徳洲会）が金メダルを獲得した。６種目合計で８６・８３２点となり、頂点にたった。初出場で金メダルを獲得したのは前回東京五輪の橋本大輝以来、日本勢６人目の快挙。日本勢では同種目４連覇となった。

　表彰式後、テレビ中継のインタビューに応じた岡の一問一答は以下の通り。

　―個人で金メダル。

　「この五輪でも団体と個人での金メダル獲得を目指して、練習してきたのでその練習の成果が金メダルにつながってうれしいです」

　―一番良かったところ。

　「自分的にはしっくりくる演技はできてないかな。最初の床の着地だったり、床がすごい良かったかなって。後半はきつかったけど何とか耐えてこらえながらっていう演技だったんで、演技自体はそんなにそんなに良くなかったかなって思ってます」

　―ノーミス。

　「ノーミスでやりきるっていうのが一番の目標でもあったので、まずはそこをやり切って自ずと結果もついてくるってずっと言われてたんで、ノーミスで演技できて良かったなって思ってます」

　―鉄棒。

　「ポイントだけ抑えて冷静に、中途半端な演技だけはせずに、大きく動かして感謝の気持ちを込めた演技ができたと思ってます」

　―２年前には大けが。

　「大きなけがをして多くの方がずっとサポートしてくれてたんで、こういう結果で少しでも恩返しできたかなと思います」

　―橋本大輝も６位。多くのライバルと戦ったが今後へは。

　「常に挑戦していく心だけは忘れずに、エース（橋本）もミスも出てしまったんで、いい勝負というか、マックスの演技で勝負できてないからお互いミスなく、いい勝負したいなって思いました」