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北川ひかる、「自分自身もビックリ」今大会初先発で芸術的FK 初戦の藤野に続くチーム2本目…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月1日 5時10分

◆パリ五輪 第6日 ▽サッカー女子1次リーグ第3戦 日本3―1ナイジェリア(31日、ナント・ボジョワール競技場)

 サッカー女子代表「なでしこジャパン」が、ナイジェリアに3―1で勝利し、8強進出を決めた。

 試合の流れを引き戻す、大きな一本だった。前半42分に1点を返され、相手のペースだった前半アディショナルタイム5分。DF北川ひかるが、ゴール前での直接FKを左足でゴール右上へ決めた。「本当に自分自身もビックリしたというか、いいコースにしっかりと決められて、チームに貢献できてよかったなと思います」。芸術的な直接FK弾。初戦の藤野あおばに続き、なでしこジャパンにとっては今大会2本目の直接FKでの得点となった。

 負傷を乗り越え、ピッチに戻ってきた。大会前に国内で行われた13日の国際親善試合・ガーナ戦(4〇0)で、後半アディショナルタイムに右膝付近を負傷して担架で運ばれてピッチを後にした。「焦りは正直あった」。離脱することなくチームとともにフランスへ移動したが、1、2戦目はベンチから外れた。

 それでも順調に回復し、今大会3戦目で初めて訪れた五輪の舞台。「自分がどこまでできるのかとか若干不安もあったりはしたんですけど、ピッチに入って、スタメンに抜てきされてからは、ほんとにやるだけだなと思ってました」。得点だけではなく、積極的な攻撃参加を見せ、左サイドからのクロスでチャンスメイクするなど存在感を放った。

 今年の元日には帰省中の石川・金沢で能登半島地震で被災した。震災発生から約1か月後、被災地支援に出向いた。「石川出身として、この五輪で戦ってるという姿をしっかり見てもらいたいですし、何かしらパワーだったり、勇気を届けられたらいいなとは常々思ってます。とにかく見て喜んでもらいたいです」。強い思いを胸に、五輪の舞台で躍動した北川。決勝トーナメント以降でのさらなる活躍が期待される。

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