カーショー、復帰２戦目も白星ならず ４回途中６安打７失点ＫＯ パドレス打線に打ち込まれる

◆米大リーグ　パドレス―ドジャース（３１日、米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク）

　昨年１１月に左肩手術を受けたドジャースのクレイトン・カーショー投手（３６）が３１日（日本時間８月１日）、敵地・パドレス戦に先発し、３回２／３を６安打７失点。１―７とリードを許した状態で降板し、復帰２度目の登板でも白星とはならなかった。

　初回は無安打無失点に封じたが、０―０の２回に崩れた。１死から６番・メリルに初安打を許すと、１死一、二塁から８番・カンプサノに先制の中前適時打を浴びた。続くジョンソンのセーフティースクイズも自らの手につかず（記録は犠打失策）、さらにプロファーの右前適時打などで一挙４点を失った。４点ビハインドの４回はカンプサノに７号ソロ、プロファーに右前適時打、ボガーツに中犠飛を許したところでタオル投入。球数はロバーツ監督の話した目安の「８０から８５球」通り、８３球だった。

　サイ・ヤング賞３度を誇る通算２１０勝のエース左腕は、２５日（同２６日）の本拠地・ジャイアンツ戦で２９２日ぶりのメジャー復帰を果たした。昨年１０月７日（同８日）のナ・リーグ地区シリーズ、Ｄバックス戦以来のマウンドは４回６安打２失点、６奪三振で降板し、味方の援護で勝ち負けはつかなかった。

　今季のド軍は山本由伸投手（２５）ら特に先発陣に故障者が続出。グラスノーらも徐々に復帰しているが、一日も早いカーショーの完全復活が待たれる。