卓球シングルス日本勢 平野美宇、張本智和、早田ひなが４強入りかけ準々決勝の戦いへ

卓球女子シングルスのトーナメント

◆パリ五輪　第７日　▽卓球（１日、パリ南アリーナ）

　卓球男女シングルスで日本代表が、４強入りをかけて準々決勝の戦いに臨む。

　女子の平野美宇（木下グループ）は日本時間１日午後７時からの試合で、第４シードの申裕斌（韓国）と対戦。２９日の１回戦では、ピッコリン（イタリア）を４―０で快勝。シングルスでの五輪初白星を挙げると、２回戦では朱成竹（香港）にまたも４―０、３回戦でバトラ（インド）を４－１で破り、８強に進出。シングルス戦から８月５～６日から始まる団体戦まで長丁場の戦い。選手村では「できるだけご飯を食べて、やせないようにしています」とコンディション調整している。

　男子の世界ランク９位・張本智和（智和企画）は２日午前０時からの試合で、同４位の樊振東（中国）と対戦。「ありのままの自分で勝ちに行く」と挑む。

　第３シードの早田ひな（日本生命）は、日本時間同午前３時からの試合で、ピョン・ソンギョン（北朝鮮）と対戦。今大会は張本智和（智和企画）との混合ダブルスで北朝鮮ペアに１回戦で敗れており、再び情報の少ない相手との対戦になる。対戦に向けては、「向こうも未知数ですけど、向こうからしたらこっちも未知数。自分が持ってるものを全て出すような気持ちで。そして一度、混合ダブルスで負けてしまっているので、もう私には怖いものはない。１００％向かっていけるように調整していきたい」と話した。１回戦から３回戦まですべてストレート勝ちで準々決勝に。３回戦では、ユアン（フランス）を４―０で下した。