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みちょぱのはとこ池田向希は7位 古賀友太は8位入賞 男子20キロ競歩 エッフェル塔コースで熱戦…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月1日 16時20分

エッフェル塔近くのコースを周回する選手たち(57番は池田向希)(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第7日 ▽陸上(1日、トロカデロ広場周回コース)

 【パリ(1日)ペン=手島莉子】男子20キロ競歩が行われ、2021年東京五輪銀メダルの池田向希(26)=旭化成=は1時間19分41秒で7位入賞を果たしたが、惜しくもメダルを逃した。金メダルとは46秒差、銅メダルとは30秒差だった。

 古賀友太(25)=大塚製薬=は1時間19分50秒で8位入賞。浜西諒(24)=サンベルクス=は1時間20分33秒で18位だった。

 金メダルはエクアドルのブリアンダニエル・ピンタドで1時間18分55秒で制した。14秒差の銀メダルはブラジルのカイオ・ボンフィム。さらに2秒差でスペインのアルバロ・マルティンが続き、銅メダルを獲得した。

 荒天のため、レースは30分遅れでスタート。エッフェル塔を臨むコースで、池田は力強く歩き続けた。昨年の世界選手権(ブダペスト)では15位に終わったが、今年2月の日本選手権で1時間16分51秒の世界歴代3位をマーク。パリ五輪には今季の持ちタイム現役選手トップで優勝候補の一角として臨んだ。終盤まで優勝争いに加わっていたが、残り約3キロでペースが大きく上がった先頭集団から脱落。惜しくも、2大会連続のメダルには手が届かなかった。

 池田は21年の東京五輪で銀メダルを獲得した後、22年10月に「自立した新しいことに挑戦したい」と東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターに拠点を移した。自身でメニューを組み立てながら鍛練を積む。それまで母校の東洋大を拠点としていたが「どうなっても自分の責任」とチャレンジ精神が向上。追い込んだ練習を取り入れながら、トレーニングを重ねてきた。

 長距離種目の目立った実績はなかった浜松積志中時代、駅伝の強豪・浜松日体高には一般入学した。入学者一覧を見た陸上部スタッフからの勧誘を受け陸上部に入り、2年時に長距離から競歩へ転向。メキメキと力をつけ、3年時は全国高校総体5位。東洋大で世界トップクラスの選手に成長。その後、まさに「独立独歩」でパリの戦いに挑んだが、終盤にペースが落ち、2大会連続でメダルを獲得することはできなかった。池田は「2大会連続のメダルを目指し、3年間、取り組んできましたが、達成できずに悔しい。でも、多くの人に支えてもらい、きょうも多くの人に応援してもらい、20キロを歩き切ることができました」とコメントした。

 ◆池田 向希(いけだ・こうき)1998年5月3日、浜松市生まれ。26歳。浜松日体高で競歩を始め、3年時に全国高校総体5位。2017年、東洋大に入学。19年ユニバーシアード優勝。21年に東洋大を卒業し、旭化成に入社。同年の東京五輪銀メダル獲得。世界選手権は22年銀メダル、23年15位。人気モデルの「みちょぱ」こと池田美優は父方のはとこ。

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