鶴見辰吾、共演の子役ら奮闘たたえ「団体で金メダルあげたい！」…「ビリー・エリオット」取材会

取材会に出席した(前列左から)浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一(後列同)濱田めぐみ、安蘭けい、益岡徹、鶴見辰吾

　女優・安蘭けい、濱田めぐみ、俳優・益岡徹、鶴見辰吾が１日、東京・池袋の東京建物Ｂｒｉｌｌｉａ　ＨＡＬＬでミュージカル「ビリー・エリオット～リトル・ダンサー～」（２日～１０月２６日まで同所）取材会に共演の子役・浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一と出席した。

　日本での上演は３度目で、バレエに目覚めた少年ビリーが夢を追い求める姿を描く。

　安蘭は、主人公・ビリー少年が通うバレエ教室のウィルキンソン先生役。２７日からスタートしたオープニング公演を「長い長い稽古をやってきてようやくという気持ちです。以前出演させていただいた時はコロナ禍だたので、今回歓声をいただけて鳥肌が立っちゃった」と振り返った。本作初参加で、ウィルキンソン先生を安蘭とダブルキャストで演じる濱田は「無我夢中で必死にやっておりますけど、子どもたちの成長を見られるのも楽しい。一緒に作品を育てていきたい」と声を弾ませた。

　ビリーの父親役の益岡は、オープニング公演を経て２日に開幕することから「いよいよ大きな航海が始まる」と気合十分。同じくビリーの父親役の鶴見は「ゴールに向かっていくさみしさも既に芽生えています。ちょうどパリ五輪も開幕中ですけど、子ども達に金メダルですよ。団体で金メダルです！」と子役たちの奮闘をたたえた。

　ビリー役の石黒は「今までにない拍手を受けて感動しています」と笑顔。同じくビリー役の春山は、歌や芝居、タップダンスにも挑んでおり「もっと拍手をもらえるように頑張りたい」と力を込めた。