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【巨人】阪神に痛恨3タテ食らった…戸郷がノーノー達成の甲子園「開場100周年」の日に大誤算の6失点

スポーツ報知 / 2024年8月1日 21時0分

1回2死満塁、前川右京に先制となる右前2点適時打を打たれた戸郷翔征(カメラ・義村 治子)

◆JERA セ・リーグ 阪神9―2巨人(1日・甲子園)

 巨人は阪神に痛い同一カード3連敗を喫し、貯金は「8」となった。戸郷翔征投手が前回ノーヒットノーランを達成した甲子園で、「開場100周年」の節目の日に先発したが、1回に2点を先取されるなど、5回まで8安打6失点と大誤算。リリーフした中川皓太投手も2点を失うなど、3試合連続で2ケタ安打を打たれ完敗した。打線は試合前まで18回2/3を無得点に抑えられていた阪神の先発・ビーズリー投手からようやく2点を挙げたが、失点が多すぎた。

 戸郷は1回、先頭の近本光司外野手に右前打、送りバントと森下翔太外野手の右邪飛で2死三塁とされ、さらに佐藤輝明内野手、大山悠輔内野手に連続四球を与え2死満塁。ここで前川右京外野手に右前タイムリーを許し、2点を奪われた。

 3回は、先頭の森下を四球で歩かせ、1死から大山に中前打され一、二塁。2死となったが、木浪聖也内野手に左前適時打を打たれ、3点目を失った。

 3点を追う巨人は5回に反撃。4回まで3人ずつで片付けられ無安打だったビーズリーに、1死から大城卓三捕手が左前打で初ヒット。泉口友汰内野手は右翼線二塁打で続き、1死二、三塁とチャンスを広げ、岸田行倫捕手の遊ゴロの間に1点を返した。

 しかし、戸郷が直後の5回裏2死から、佐藤輝に右前打、大山に四球を与えた一、二塁から、前川にこの日2本目のタイムリーとなる右前打を打たれ4点目。さらに木浪には左翼線へ2点三塁打を浴び、6点目を奪われた。

 5点差を追う巨人は6回、戸郷の代打・オコエ瑠偉外野手がバックスクリーンに飛び込む1号ソロ本塁打を放ち、2点目を挙げた。

 だが4点差まで追い上げた直後、2番手で登板した中川皓太投手が失点。先頭の近本を四球で出し、送りバントでの1死二塁から、森下に左前適時打を許し7点目。さらに佐藤輝に右前打、大山遊ゴロで一、三塁とされると、前川にこの日3本目の適時打となる中前打を打たれ、この回2点目を追加された。得点すると直後に失点する流れで、リードを6点に広げられた。8回にも佐藤輝にダメ押しソロを浴び、完敗した。

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