柔道男子日本のメダルラッシュ5日連続でストップ 死闘6分超 東京金のウルフ・アロン無念「心残りはあります」…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月1日 23時22分
◆パリ五輪 第7日 ▽柔道(1日、シャンドマルス・アリーナ)
柔道男子日本のメダルラッシュがついに止まった。男子100キロ級で敗者復活戦に回った21年東京五輪金メダリストのウルフ・アロン(パーク24)が、ニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)に敗戦。柔道男子日本勢は、6日連続でのメダル獲得はならなかった。敗者復活戦は、本戦4分間で決着がつかず延長戦へ。互いにスタミナを消耗しつつ、技をかけ合ったが、最後はシェラザジシビリの内股一本。6分47秒の死闘に決着がついた。敗れたウルフは「心残りはあります」と唇をかんだ。
まずは大会第2日(27日)に、男子60キロ級永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が銅メダル獲得。
同3日(28日)の男子66キロ級では阿部一二三(パーク24)が金メダル。五輪2大会連続で優勝を果たし「最高の思い。妹の分まで」と喜びをかみ締めた。
同4日(29日)は、男子73キロ級で32歳で五輪初出場となった橋本壮市(パーク24)が銅メダル。
同5日の30日には男子81キロ級で21年東京五輪金メダリストの永瀬貴規(旭化成)が金メダル。過去に連覇を達成した選手がいなかった群雄割拠の階級で、史上初めて連覇を達成した。
31日の男子90キロ級で初出場の村尾三四郎(JESグループ)が銀メダル。男子は5日連続でノンストップのメダルラッシュと快進撃が続いていた。だが、連覇を狙ったウルフが敗れる形で、快進撃がついに止まった。
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