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東京五輪金のウルフ・アロンは敗者復活戦で終戦も「一度はやめようと思った柔道。この舞台に戻ってくることができてよかった」

スポーツ報知 / 2024年8月1日 23時53分

敗れたウルフ・アロン(左)

◆パリ五輪 第7日 ▽柔道(1日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子100キロ級に出場した21年東京五輪金メダリストのウルフ・アロン(パーク24)が敗者復活戦でも敗れ、メダル獲得はならなかった。準々決勝でイリア・スラマニゼ(ジョージア)に敗れて連覇を逃したウルフは、敗者復活戦でもニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)に延長戦で敗れた。

 涙ながらに震える声で語ったウルフの試合後の一問一答は次の通り

 ―畳を降りてしばらく考える時間があった。どんなことが頭をよぎった。

 「やっぱり戦略的な部分でも技術的な部分でも、まだまだ少しやる余地があったんじゃないかなっていう風には思いました」 ―敗者復活戦で技をかけ続けた。どんな思いだった。

 「やっぱり最後の最後、投げきって終わりたかったところはあったんですけど、相手も前回僕とやった時の対策もしっかりとしてましたし、接戦になってそれを自分のもにできなかったっていう風な正直な結果ですね」

 ―東京五輪で金メダルを獲得してからの3年間。 「やっぱり一度はやめようとした柔道ではあったんですけど、この舞台で結果を残すことはできませんでしたけど、この舞台に戻ってくることができてよかったなと思います」

 ―東京五輪後は柔道の認知度を増やすために様々な活動。多くの人が見ていた。

 「そうですね…たくさんの人が見て応援してくれているのも分かった大会ではありましたし、僕の柔道人生の集大成にしたい大会だったので、心残りはあります」

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