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張本智和、中国の世界王者撃破ならず 東京金の水谷氏が指摘「修正するとこあるとすれば」…パリ五輪卓球

スポーツ報知 / 2024年8月2日 2時0分

第5ゲーム、勝利し喜びを爆発させる張本智和(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第7日 ▽卓球(1日、パリ南アリーナ)

 男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング9位の張本智和(智和企画)が、第2シードで同4位の樊振東(中国)に3―4で競り負け、敗退した。過去に2勝7敗で圧倒されていた東京五輪シングルス銀、23年世界選手権個人戦金メダルの強敵にリベンジできず、初の4強入りを逃した。 21年東京五輪混合ダブルス金メダルで、16年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得し、男女通じて日本人初のシングルスメダリストとなった水谷隼氏は、張本の試合中に自身のX(旧ツイッター)を何度も更新。2ゲーム先取から1ゲーム返された後は「YGサーブ何とかしないといけないけど、早い段階でYGださせるまでにいけたことは良い事」と、相手の得意サーブを引き出させたことを評価。「あとは速くなれて、点数取るパターンみつけないと」と助言もした。

 第5ゲームを奪い3―2とすると「ある 押してる」と後押し。敗戦後は「ああー張本負けた めちゃくちゃ良い試合だった」と後輩をねぎらった。ただ「もし最終ゲーム修正するとこあるとすれば、フォア前浮いたボール2本ともクロスいって取られたから絶対ミドルいくべきだった」と、コースを狙わず体の正面を突くべきだったと指摘。「それ以外は完璧だったよ!」と付け加えた。

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