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大堀彩は大激戦制す「可能性は無限大。私はできる」山口茜も8強入り…パリ五輪バドミントン

スポーツ報知 / 2024年8月2日 4時47分

◆パリ五輪 第7日 ▽バドミントン 女子シングルス (1日、ポルトドラシャペル・アリーナ)

 決勝トーナメント1回戦が行われ、五輪初出場の大堀彩(トナミ運輸)はヨ・ジャミン(シンガポール)に11―21、21―14、24―22で逆転勝ちし、8強入りした。3大会連続出場の山口茜(再春館製薬所)もタイ選手に勝利した。

 もつれにもつれ30分を要した最終ゲーム、大堀は「初めて自分を信じることができた」と逆転を信じていた。マッチポイントで必死にシャトルを拾い続け、最後は相手のショットがアウトに。激戦を物語るように、2人とも疲労困憊でコートに転がった。ようやく喜びがこみあげ、涙をこらえてラケットを振って声援に応えた。「いつもの自分を見失って、第1ゲームは後悔しかない。苦しかった。勝ち切ることができてよかった」とかみしめた。

 準々決勝で大堀は16年リオデジャネイロ五輪金のカロリナ・マリン(スペイン)に挑む。「100%を出せれば、可能性はある。可能性は無限大。私はできる」と自分に言い聞かせた。山口は第1シードの安洗塋(韓国)と対戦する。

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