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早田ひな、闘志高ぶる「明日勝つために3年間やってきた」 過去未勝利の世界1位・孫穎莎との準決勝へ…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月2日 5時44分

フルセットの末に勝利し笑顔をみせる早田ひな(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第7日 ▽卓球(1日、パリ南アリーナ)

 【パリ(1日)=林直史】女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位の早田ひな(日本生命)がピョン・ソンギョン(北朝鮮)に4―3で競り勝ち、準決勝に進んだ。

 ピョンは世界ツアーに参戦していないため、世界ランクこそ168位だが、昨年の杭州アジア大会では平野美宇(木下グループ)を破っている。情報も少ない難敵だったが、ゲームカウント3―1と先行。「難しい部分ももちろんあったけど、しっかり自分が冷静になれば負けない選手というのは試合をしながら分かっていた。自分がやるべきことを最後まで徹底してやりきれるか。ただそれだけだった」と終始、焦りはなかったという。

 第5、6ゲームは独特の伸びのあるボールと粘りに押され、連取された。第7ゲーム。「粘りが得意な選手。その粘りをさらに自分が粘り返すという気持ちを持って」とギアを上げた。ラリーで粘ってチャンスを見極め、コースを突いて得点を重ねた。11―4で勝利すると、笑顔で右手を突き上げた。

 初五輪で4強に進み、メダルに王手をかけた。だが「ベスト4はすごくうれしいことですけど、ここを目指して頑張ってきたわけではない。明日勝つために3年間やってきた」。2日の準決勝の相手は、世界ランク1位の孫穎莎(中国)だ。過去未勝利の世界女王との16度目の対戦へ。「本当に緻密な、0・何ミリのコントロールがこの大舞台でできるかどうか。殻を破れるように、この壁を越えられるように頑張りたい」と闘志を高ぶらせた。

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