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33歳で世界4位 競泳史上最年長、鈴木聡美が200M平で偉業“年齢という概念を覆す”人生は続く「挑戦できる限りは」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月2日 6時27分

◆パリ五輪 第7日 ▽競泳 女子200メートル平泳ぎ決勝(1日、ラデファンス・アリーナ)

 女子200メートル平泳ぎ決勝で、競泳史上最年長の33歳で2大会ぶりの五輪に臨んでいる鈴木聡美(ミキハウス)が、2分22秒54で4位。メダル3個を獲得した12年ロンドン五輪以来、12年ぶりに挑んだ決勝の舞台で入賞の偉業を果たし「やりきった、という思いがすごく強い」。ただ「タッチして振り返って見たら、4位。悔しさがどんどん増してきて」と、1秒49届かなかった表彰台に無念さもにじんだ。

 日本競泳界にとって、メダル以上の価値がある4位だ。16年リオ五輪以来、2大会ぶりの夏の祭典に戻ってきた鈴木は、200メートルという過酷な種目で2018年以来6年ぶり、人生で3番目に速いというタイムをマークした。母校の山梨学院大の学生に交じって日々猛練習をこなしたり、「5、6年は体調を壊したことがない」という丈夫な体は軸にあるが、何より挑戦する心を持ち続けていること。無念の代表落選に終わった21年東京五輪から3年間を振り返り「この結果を見て、やってきて良かったなと。自分を超えるためには、誰もが驚くような練習を積んでこないと、自分自身を超えられないんだなという思いに気づかされました」とうなずいた。

 自らの心に常に説くのは「年齢という概念を覆す」こと。鈴木は「日々覆しているかなと。そういった思いで練習してきたんですけど、今回もまた変わった記録を作ったなと思ってます。ただ、捕らわれすぎることなく、私は私のまま、この先も挑戦できる限りは続けていけたらなと思ってます」と語った。この日の結果を受け、更なる挑戦の火を心にともした33歳。現役続行を宣言し「(28年)ロス(五輪)となると37、8歳とかになるので。ちょっと想像がつかないんですけども、とりあえず短いスパンの中で、1個ずつ成長できればなと思ってます」と、笑顔で次を見据えた。

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