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【女子野球】マドンナジャパンが12年ぶり黒星、米国に敗れW杯連勝39で止まる

スポーツ報知 / 2024年8月2日 11時49分

6回、白石の適時二塁打で星川(右から2人目)に続いて中村(45)が生還し同点とする(右端は英)(C)WBSC

 ◆カーネクストPresents第9回WBSC女子野球W杯最終ステージ 米国4―3日本(2日、カナダ・サンダーベイ)

 女子野球W杯最終ステージのリーグ戦最終戦が行われ、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」は4日の決勝でも対戦する米国に8回タイブレークの末に4―3で敗れた。W杯では12年大会で米国に敗退したのを最後に39連勝していた。

 最大のライバル・米国の前に力負けした。日本の先発は3大会連続でMVPを受賞している里綾実(西武ライオンズレディース)。3回まで1安打に抑える好投をみせたが、4回に3ランを浴び主導権を握られた。それでも日本は5回に主将の出口彩香(西武ライオンズレディース)の適時打で1点、6回に白石美優(大体大)の2点適時打で追いつき、無死一、二塁からはじまる延長タイブレークに持ち込んだ。

 しかし8回表、3番手の森若菜(阪神タイガースWomen)が2死満塁でボークをとられ1点を献上。その裏の反撃も、1死二、三塁としたが点に結びつけることはできなかった。

 これで6チームが総当たりするリーグ戦が終わり、米国(5勝)、日本(4勝1敗)、カナダ(3勝2敗)、メキシコ(2勝3敗)、ベネズエラ(1勝4敗)、台湾(5敗)の順に。日本時間午前4時から米国・日本が決勝を、先立つ0時からカナダとメキシコが3位を争う。中島梨紗監督は、「3―0で終わる嫌な負け方でなかったのが全て。タイブレークで勝ちきれなかったのは悔しいですが、(リーグ戦の)今日で良かった。選手もポジティブですし、決勝戦に生かすしかない。明日1日休みがあるので、体を休めて100%で臨みたい」と、再び対戦する米国との決勝へ意気込みを語った。

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