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スキージャンプ “じゃない方”佐藤慧一が宮の森で初タイトル、札幌サマー3連戦で好発進!

スポーツ報知 / 2024年8月2日 17時25分

1回目で首位に立った佐藤慧のジャンプ

◆札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会(2日、札幌宮の森ジャンプ競技場=ヒルサイズ100メートル、K点90メートル

 男子成年は佐藤慧一(27)=雪印メグミルク=が1回目98メートル、2回目93メートルとK点越えジャンプをそろえ、合計243・5点で初優勝。二階堂蓮(23)=日本ビール=が93・5メートル、93・5メートルの223・7点で2位、内藤智文(31)=山形県スポーツ協会=が96・5メートル、88・5メートルの222・0点で3位だった。52歳の「レジェンド」葛西紀明(土屋ホーム)は95・5メートル、84メートルの203・1点で9位。同少年は布施飛雄真(16)=日大山形高=、女子は丸山希(26)=北野建設SC=が制した。

 前週のサンピラー国体記念大会(名寄)は雪印メグミルクで主将の佐藤幸椰(29)が勝ったが、今週は同じチームで“じゃない方の佐藤”が制した。1回目でトップに立った佐藤慧一の2回目は「飛びだしで少しミスがあったけど、いい風に乗って、いいジャンプができた」と再びK点オーバー。ライバル勢の追い上げをかわし、「宮の森での優勝は人生初。特別な日になった」と晴れやかな笑顔を見せた。

 佐藤幸と同様、佐藤慧もこの夏は肉体強化を優先しており、ジャンプ練習は例年の「半分くらい」。この日は迷いを生まないために本番前の試技も飛ばず、「フレッシュな気持ちで」青空へ飛び出し、ビッグなアーチを描いた。

 欧州でのサマーグランプリの代表選考を兼ねた札幌3連戦で好発進。「今シーズンは世界選手権がある。代表争いに入っていくためにも、夏から結果を出していかなければ」。パリ五輪を見て「自分のモチベーションにつながっている」という180センチの長身ジャンパーが、2026年冬季五輪への階段を一つずつ上がっていく。

 ◇女子優勝の丸山希「今日が(夏の)初戦だったが、いい状態でスタートできた。(飛距離は)もうちょっと行きたかったなという思いはあるが、こんなに僅差で試合ができたのはすごく久々。見た方にも楽しんでいただけたかと。昨季は思うような成績を残せず終わってしまった。今季は世界選手権もある。前回はメダルに届かなかったので、今年こそ取ってきたい」。

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