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「野球の神様は許してくればい」…7連敗の巨人・赤星が勝てない理由を宮本和知氏が指摘

スポーツ報知 / 2024年8月3日 5時20分

6回2死三塁、山田哲人に四球を与え険しい表情の赤星優志(カメラ・今成 良輔)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―4ヤクルト(2日・東京ドーム)

 厳しい言い方になるけど、赤星は勝てない投手の投球をしてしまった。0―1の6回。先頭の2番・西川への四球が命取りになって、決定的な2点を取られた。クリーンアップにつながっていく打順で、絶対に出してはいけない先頭打者への四球。野球の神様は許してくれないよ。

 球種も多くて、スピードもある。防御率も3.34と悪くない。ローテを任せる力は十分にあるけど、勝てない投手は勝負どころで意味のない走者を出してしまう。オスナは敬遠気味だったとはいえ、6回は1イニングで3四球だからね。

 裏の攻撃で打順が回ってくるから、首脳陣は「この回まで何とか頼むぞ」という思いだったはず。阿部監督が後半戦のキーマンに挙げた投手。勝てる投手になるには、あの6回を乗り越えてベンチの期待に応えられるようにならないと。

 2回1死一、三塁から先制を許した8番・中村のセーフティースクイズも警戒が必要だった。一、三塁は一塁手がベースにつくから、一塁側へのセーフティースクイズが成功しやすいんだ。打順的にも無警戒じゃいけない場面で、初球で決められてはね。

 警戒すべき理由はそれだけじゃない。チーム状態が悪い時は、先制点を与えないことが大事。先制されると「今日もか…」となるから、連敗中のミーティングは特に先制点に敏感になる。両軍3連敗で迎えた一戦。「こういう時だからこそ先に1点を取りにくるはず」―と、バッテリーには普段以上に警戒してほしかったね。(スポーツ報知評論家・宮本 和知)

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