1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

フェンシング4人娘を支え続けた「パパとママ」 家族のように時を重ねてきた6人…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月2日 23時0分

選手たちと抱き合って喜ぶボアダンコーチ(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第7日 ▽フェンシング女子 フルーレ団体(1日、グラン・パレ)

 女子フルーレ団体は1日に行われ、3位決定戦で世界ランク4位の日本は、同6位のカナダに33―32で勝利し、銅メダルを獲得。個人・団体を通じ日本女子初となるメダルを獲得した。

 * * * * 

 フェンシング女子フルーレ団体の4人娘を支える2人のコーチがいる。フランス出身のフランク・ボアダン氏と、2007年世界選手権銅メダリストの菅原智恵子氏。「パパとママみたい」と宮脇。6人は一つの家族のように時を重ねてきた。

 ボアダン氏は料理上手で、よくパスタやリゾットなど、なぜかイタリア料理を振る舞ってくれる。「ビール下さい!」など日本語も積極的に覚え、直接コミュニケーションも。東は「技術、気持ち、姿勢、全て教えてくれる」と言い、うまくいかず苦しい日も「五輪の日に調子が悪かったらどうするんだ!」と鼓舞してくれたという。「ずっと五輪を意識させてくれていた」と感謝する。

 菅原氏は時に一緒に汗を流し、練習に付き合ってくれた。そして試合前にはおにぎりを握ってくれる。2人のためにも、恩返しがしたかった。菅原氏は23年世界選手権で銅メダルを獲得した時に「ここは五輪じゃない。取っておこう」とこみ上げるものを我慢。悲願をなし遂げた今、チームのママの目には涙があった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください