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シダマツペア・松山奈未は先輩・志田千陽を「『ちぃ』と呼ぶ。後輩感ない」 垣岩コーチが強さ明かす…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月3日 4時0分

打ち返す松山奈未(手前)と志田千陽(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第8日 ▽バドミントン(2日、ポルトドラシャペル・アリーナ)

 女子ダブルス準決勝が2日に行われ、世界ランキング4位で第4シードの志田千陽(27)、松山奈未(26)組=再春館製薬所=は第3シードの劉聖書(りゅう・せいしょ)、譚寧(たん・ねい)組=中国=に0―2で敗れた。3日の3位決定戦に回り、同12位のムラリタラン・ティナー、ペアルイ・タン組(マレーシア)と戦う。

 * * * *

 12年ロンドン五輪銀メダリストで、志田と松山が所属する再春館製薬所の垣岩令佳コーチ(35)が、シダマツのペアとしての強さを語った。

 青森山田高の後輩でもある志田が3年時にチーム練習に参加。当時主将だった垣岩さんは志田、同期の山口茜らをとんかつ店に連れていった。「茜もあんな(クール)だから、志田が一人、ペラペラしゃべっていて。でも助かりました」と第一印象から明るかった。1年後の17年に入社した松山は「人見知り。コツコツ頑張るタイプ」と、2人に対照的な印象を抱いた。

 垣岩さんはシダマツペアの「仲の良さ」を強さの一つに挙げる。「ダブルスは話しながらやらないと、かみ合わない。遠征では会場、ホテルは部屋まで一緒。松山は(志田より)1つ下だけど、『ちぃ』と呼んでいる。他の先輩には敬語でも志田には使わないし、後輩感はない。一緒にいてお互いに楽だと思う」と、何でも言い合える2人の関係性を明かした。

 五輪は特別な舞台だが、垣岩さんは選考レース中から多くのことを伝えてきた。「まず特別視はしない。会場に五輪マークがあるだけだと」。2人も取材では「シダマツらしく」と常に言い続けてきた。大先輩の金言を胸に、五輪を戦い抜く。(宮下 京香)

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