【阪神】今季最長８連勝で貯金も最多８！ セ５０勝一番乗りで２位 クリーンアップ躍動、リリーフ大ピンチ死守

１点を勝ち越した６回、左翼へ２点適時打を放つ阪神・坂本（カメラ・堺　恒志）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ＤｅＮＡ２―４阪神（２日・横浜）

　阪神が逆転勝ちで、連勝を今季最長の８に伸ばした。貯金も最多の８。セ・リーグ一番乗りで５０勝に到達し、２位に浮上した。

　０―１で迎えた６回にクリーンアップの３連打で逆転に成功。１死二塁で森下が同点打。ジャクソンの内角直球に詰まりながらも、しぶとく中前に落とした。球団では０４年の桧山以来となる８戦連続打点。連勝の象徴となっている３番の一打に後続も続いた。佐藤輝が右翼フェンス直撃の安打。一、三塁として、大山が中前に勝ち越し打を放った。これでジャクソンをノックアウト。さらに坂本にも２点打が生まれ、一挙４得点で一気に突き放した。

　ジャクソンとの過去４度の対戦は計２４イニングで２得点。この日も５回まで好投を許したが、好調の打線が苦手の右腕も攻略して加速した。

　先発の村上は連勝で５勝目を挙げ、横浜では通算４度目の登板で初白星。２回に自身初の１イニング３四死球から林の中犠飛で先取点を許したが、以降は好投した。８回１死一塁から代打・山本に左越え二塁打。二、三塁とされ、代打・宮崎の中前適時打で２点差に迫られたところで降板したが、２番手の石井が牧を三ゴロに打ち取ると、２死満塁となって救援した桐敷が佐野を二ゴロに打ち取り、大ピンチを切り抜けた。