【ヤクルト】高津臣吾監督、連敗止めた奥川恭伸に賛辞の嵐「彼にとっても自信になる」

勝利しナインをタッチで迎える高津臣吾監督（カメラ・中島　傑）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　巨人２―４ヤクルト（２日・東京ドーム）

　ヤクルトは奥川恭伸投手が今季最長６回を２安打無失点の好投を見せ、３勝目を挙げた。東京Ｄでの巨人戦白星は２１年９月１７日以来、１０５０日ぶりとなった。高津臣吾監督は「今までの中では一番良かった。ああやってまとめる技というか、技術を持っていますね」と賛辞。連敗を３で止め、「こうして彼で止められたことは彼にとっても自信になると思います」と褒めちぎった。

　７月２１日のＤｅＮＡ戦（神宮）では３四死球と制球が乱れ４回３失点。今季最短ＫＯを食らったが、中１１日できっちり修正した。先発の仕事を全うした右腕は「前回の反省も踏まえて丁寧に投げることを意識しました。中村さんともイニング間にしっかり会話ができて、先発としての役割を果たせた」と振り返った。