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【阪神】大山悠輔のミスに審判「踏まなかったから踏まずに戻っていいことはない」岡田監督「抗議したら笑われる」

スポーツ報知 / 2024年8月2日 22時25分

6回に勝ち越し適時打を放った大山だが…

◆JERAセ・リーグ DeNA2―4阪神(2日・横浜)

 阪神・大山悠輔内野手が珍しい走塁ミスを犯した。4回1死一、二塁。一塁走者として、前川の中堅後方への飛球で進塁を狙ったが、桑原の好プレーで中飛に。二塁を回りかけたところから慌てて帰塁した。DeNAは一塁へ返球。アウトのタイミングだったが、オースティンの足がベースから離れ、セーフかに思われた。ところが、二塁手の牧のアピールにより、大山はアウト。攻撃が終わった。

 大山は二塁を回ったが、ベースを踏み直さずに戻ったことが原因。そもそも、大山は最初に二塁を回る際にもベースを踏んでいなかった。それなら踏まずに戻ってもいいのでは? 珍しいシーンとなったが、責任審判の笠原三塁塁審は「空過で(ベースを)踏まなかったからといって、踏まないで戻っていいことはない」と説明した。

 岡田監督は「恥ずかしいで、あんなんで抗議したら。笑われるで、あんなんで抗議しとったら。(自身も)ちょうど見てたから、牧がすぐ言うたから『こら、あかんわ』と。ルールやからのう」と淡々。その後、6回に決勝打を放ってミスを取り返した大山も「やってはいけないミス。流れを切ってしまった。(決勝打は)チームのみんなが(つないで)助けてくれたから」と反省した。

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