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【阪神】金村義明氏、詰まりながら中前へ運べる森下に感嘆「立ち姿だけで相手投手に重圧与える」

スポーツ報知 / 2024年8月3日 5時0分

6回、内角球に詰まりながら中前に運んだ森下(カメラ・堺 恒志)

◆JERAセ・リーグ DeNA2―4阪神(2日・横浜)

 森下は6回にジャクソンのインコースの速球に詰まりながらも、センター前へ押し込み同点打にした。うまく上半身の力が抜け、静かに下半身でタイミングを取って打てている。今の好調ぶりなら、打席の立ち姿だけで相手投手に重圧を与えているはず。大山の勝ち越し打も振り負けず、詰まりながらセンター前。相手にとって、クリーンヒットを打たれる以上にがっくりくる。4回に大山が走塁ミスで併殺を食らったが、流れは渡さなかった阪神。ミスをチームで取り返す勢いがある。

 村上は序盤こそボール球を振らせようとし過ぎて大胆さに欠けたが、中盤は昨年のような好調時の投球。外角低めのストレートを思い切り投げ込めばいい。8回の危機をしのいだ桐敷も真っすぐがキレキレだ。

 夏本番。連勝するチーム、連敗するチームと分かれてきたが、阪神は打線が好調で、投手陣にも余裕がある。昨年の夏のような“貯金ロード”になるかもしれない。(スポーツ報知評論家)

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