本田圭佑、サッカー男子日本を“実況解説” ４強ならずも「ナイスゲーム！今後に繋がる素晴らしい内容の試合でした」

本田圭佑

◆パリ五輪　第８日　▽サッカー男子・準々決勝　日本０―３スペイン（２日、リヨン競技場）

　サッカー男子日本代表は２大会連続のベスト４をかけて準々決勝のスペイン戦に臨んだが、０―３で完敗した。

　前半１１分、ＭＦフェルミン・ロペスにペナルティーアーク手前で左足ミドルシュートを打たれ、ＧＫ小久保玲央ブライアンがはじいたボールはゴール右隅に突き刺さった。日本は今大会４戦目で初失点を喫した。　同４０分には、ＭＦ藤田譲瑠チマの縦パスをＦＷ細谷真大がペナルティーエリア内で受け、相手ＤＦを背負いながら鋭く反転。右足シュートをゴール左へ決めた。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー（ＶＡＲ）検証の末、オフサイドがあったとしてゴールが取り消された。

　後半も２失点を重ね、完敗した試合を元日本代表の本田圭佑が自身のＸ（旧ツイッター）で“実況解説”した。

　開始直後には「スペイン相手にかなり前線からいくね。素晴らしい。もし負けてもこのチームから出てくる選手たちが今後は楽しみやね」とコメント。

　前半１１分、ＭＦフェルミン・ロペスにペナルティーアーク手前で左足ミドルシュートを打たれ、ＧＫ小久保玲央ブライアンがはじいたボールはゴール右隅に突き刺さると、「もう絶対に失点するな。最低でも０―１のまま後半終盤までいくこと」とゲキを飛ばした。

　「日本のＣＢ２人ともビルドアップうまい」、「大岩さんが良い監督なのは前半２５分観ただけでわかる内容やね」との、おほめの言葉もあったが、同４０分、ＭＦ藤田譲瑠チマの縦パスをＦＷ細谷真大がペナルティーエリア内で受け、相手ＤＦを背負いながら鋭く反転。右足シュートをゴール左へ決めたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー（ＶＡＲ）検証の末、オフサイドがあったとしてゴールが取り消されると、「マジでこれオフサイドになるん？　もうサッカーのルールがよく分からん」と、ため息。「審判イエローやろ」とのストレートな言葉もあった。

　後半開始早々には「日本は前半から飛ばしてたから、技術的なミスが多くなってきてるから、戦術を少し変えてもいいかも。速い選手入れて長めのボールも織り交ぜてみたいな感じで」との的確なアドバイス。

　後半、決定的な２点目を奪われると、「あー今の失点は悔しいなー」とポツリ。０―３での敗戦にも「ナイスゲーム！今後に繋がる素晴らしい内容の試合でした」と拍手の絵文字とともに選手たちをねぎらった上で躍動を見せた細谷には「ほそやさん？どこのチーム？めちゃいいやん」との称賛の声をあげた。

　本田は日本代表の快進撃で列島が熱狂した２０２２年のカタールＷ杯でＡＢＥＭＡの解説を担当。数々の名言が飛び出し、ＳＮＳ上では「本田の解説」がトレンド入りするなど、大きな反響を呼んだ。