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フェンシング、男子エペ団体は銀 決勝でハンガリーに延長の末に敗れるも日本は3つ目のメダル獲得…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月3日 4時38分

ハンガリーに敗れ銀メダルとなった日本(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第8日 ▽フェンシング(2日、グランパレ)

 フェンシングの男子エペ団体決勝が行われ、21年東京五輪金メダルの日本(加納虹輝、山田優、見延和靖、小俣聖(あきら))は、ハンガリーに25-26で敗れた。日本フェンシング界初の2連覇はならなかったが、日本は2日までに女子フルーレ団体の銅を含めた3つのメダルを獲得しており、フェンシングの母国・フランスで躍動している。

 第1セットで1点、第2セットは2点のビハインド。だが第3セットで古俣が4ポイントを挙げ1点差に肉薄した。第4セットで点差を3に広げられた。その点差のまま第5、第6セットと推移。2点差で迎えた第9セットで個人金メダルの加納虹輝が25-25と残り数秒で追いついたが延長で力尽きた。

 「エペジーーン」の再来だ。前回の21年東京五輪、日本(見延和靖、山田優、加納虹輝、宇山賢)は決勝でROC(ロシア・オリンピック委員会)を下し、男女全6種目を通じて日本勢初の金メダルをつかんだ。見延が「じーーんと感動させるチーム」に込めた合言葉「エペジーーン」は、流行語大賞にノミネートされる程。日本中で、一気にフェンシング熱が高まった。

 パリに向け、メンバーの力は更にアップ。宇山賢は現役を引退したが、今大会最年長37歳の見延は、22年の世界選手権で初の銀メダルを獲得。団体でも銅メダルを獲得し、表彰台の常連になった。今年2月には、山田がW杯(ドイツ)で個人では自身初の優勝。エースの加納は、フェンシングの本場パリで、日本初の個人優勝という偉業を成し遂げた。

 日本フェンシングは今大会、加納の金メダルに続き、1日には女子フルーレ団体が女子では初の銅メダルを獲得。更に女子サーブル団体、男子フルーレ団体でもメダルが期待される。「エペジーーン」メンバーが更に勢いをつけた日本が、黄金期到来を予感させた。

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