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フェンシング男子エペ団体銀メダルの37歳見延和靖が現役続行の意向「怪我しない限りはやるつもり」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月3日 6時30分

現役続行する意向の見延(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第8日 ▽フェンシング(2日、グランパレ)

 男子エペ団体決勝が行われ、21年東京五輪金メダルの日本(加納虹輝、山田優、見延和靖、小俣聖)は、ハンガリーに25―26で敗れた。日本フェンシング界初の2連覇はならなかったが、日本は2日までに女子フルーレ団体の銅を含めた3つのメダルを獲得している。

 2点差で迎えた第9セットで個人金メダルの加納虹輝が25―25と残り数秒で追いついたが延長で力尽きた。試合後、37歳の見延は現役続行する意向を示した。

 見延は銀メダルの結果に「これだけの試合ができたというのは、間違いなく日本の実力を示せたかと思います」とうなずいた。試合の前には「ここまでいったら勝ち切るしかないよね」とチームで話していたと明かし、銀メダルの重みについて「4人で取ったというか、コーチもいて、今回だとサポートで、スパーリングパートナーとして数名来ています。日本にも残してきた“エペジーン”の仲間たちがいるので。その全員で取ったメダルかなと思うので、決してこの4人だけで取れたメダルではない。だからこそ金を掴み取りたかったが」と続けた。

 若い選手らも台頭する中、37歳は今後について「今のところやるつもりです。けがしない限りは」と現役を続行する意向を示した。日本のフェンシング界全体がレベルアップしていることにも触れ、「今回全種目でメダルを狙えるところ(だった)ですし。東京五輪で強化してきた成果だと思うので、だからといってこの状況にあぐらをかくわけではなく、しっかりこの結果を見て(競技を)始めてくれる子たちが少しでも増えてくれることを願います。僕たちとしても今持っている技術をしっかりと後世に伝えていくということも、しっかりしていかなきゃいけない」と第一人者としての自覚をにじませた。

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