大谷翔平、９回に４試合ぶり３３号３ラン放つも１点差及ばず…ドジャースは３連敗

◆米大リーグ　アスレチックス６―５ドジャース（２日、米カリフォルニア州オークランド＝オークランドコロシアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２日（日本時間３日）、敵地・アスレチックス戦に「１番・ＤＨ」で出場。９回に３３号３ランを放ったが、試合は敗れ、３連敗となった。

　大谷は２打席連続中飛、三飛に倒れた。７回２死の第４打席は満塁で巡ってきた。本塁打なら一打同点の場面。技巧派右腕アダムスとの対戦で、カウント１－２からの５球目、スライダーをひっかけて一ゴロに倒れた。

　３１日のパドレス戦まで移籍後最長タイの１５打席無安打だったが、これで１９打席連続となった。

　敗戦目前の９回、２死一、二塁で迎えた第５打席で、打った瞬間に分かる３３号を豪快に右中間へ運んだ。加入後初の３ランで１点差に詰め寄ったが、追いつくことはできなかった。

　ド軍は後半戦で、５連勝で好スタートを切ったが、直近２カードで１勝４敗と連続で負け越し。３１日までの同地区２位パドレスとの２連戦では連敗し、今季３勝７敗となり、３試合を残して１０年以来１４年ぶりの負け越しが決まった。４・５差に迫られ、７月１１勝１３敗で１８年４月以来６年ぶりの月間負け越しとなっていた。

　８月初戦も流れを止めることができず、痛恨の３連敗。２位に浮上したＤバックスとは４ゲーム差に詰め寄られた。