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大谷翔平「初ヒットも初勝利もここ」ゆかりある敵地オークランドで33号3ラン

スポーツ報知 / 2024年8月3日 14時13分

囲み取材に応じる大谷翔平(カメラ・村山 みち通信員)

◆米大リーグ アスレチックス6―5ドジャース(2日、米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で出場し、4試合ぶりの33号を放った。

 2-6で迎えた2死一、二塁。敗戦目前での打席で迎えた第5打席。打った瞬間だった。カウント1-1から、高めの直球を叩き、右越え3ランを放った。打球速度116・3マイル(約187・2キロ)、飛距離405フィート(123.4メートル)、打球角度25度の一打だった。

 5-6と1点差に迫ったものの、続くスミスが凡退し、3連敗を喫した。

 同球場ではルーキーイヤーの18年に打者としてメジャーデビューと初安打、投手としても初勝利を挙げた。だが今季を最後にア軍は本拠を移転するため、Wシリーズで対戦しない限り、プレー機会はあと2試合になる。

 「初ヒットもそうですし、初勝利もここではあるので、思い出はもちろんあります。これから使えなくなるので、大事に試合したいなとは思ってます。それ以上に打撃ケージがないので、どうやって試合の中で次の打席、次の打席に合わせていくかというのがちょっと難しい球場ではあるので、そこをもう1回(調整を)やらないといけないかな」と話した。

 31日(同1日)のパドレス戦では3打数無安打1四球で移籍後初の3試合連続ノーヒット、同最長タイの15打席無安打となった。この日は4打数無安打で19打席連続無安打となっており、その鬱憤を晴らす一打だった。

 後半戦4発目。ブレーブスの指名打者M・オズナに1本差に迫られていたが、再び突き放した。

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