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復活の“ヘルオカアベック弾”で逆転勝ち 阿部監督「中軸が打ったらこういうゲームになる」

スポーツ報知 / 2024年8月4日 5時10分

5回無死一塁、左中間に7号2ランを放ったヘルナンデス(カメラ・池内 雅彦)

◆JERA セ・リーグ 巨人8―4ヤクルト(3日・東京ドーム)

 復活の“ヘルオカアベック弾”が失いかけた流れを呼び戻した。まずはヘルナンデスだ。1点差に迫られた直後の5回無死一塁、初球の低め126キロスライダーをコンパクトに捉え、左中間中段にたたき込んだ。「タイミングを合わせて、しっかり振りぬきました」。7月は打率2割4分4厘と苦しんだ3番が、19試合ぶりの7号2ランだ。

 主砲が続いた。直後に岡本和が6球目の外角130キロチェンジアップに腕を伸ばして引っ張り、左翼ポール際の最前列へ17号ソロ。一塁ベースを過ぎたところで驚きの表情を浮かべ「久しく打ってないなと思っていた。よかったです」と、こちらも16試合ぶりに出た一発にうなずいた。

 快音が響かない中で試行錯誤を続けてきた。1日の阪神戦ではヘルナンデスがモンテスから借りた白地、岡本和は黒のバットに変更。ヘルは「相手の攻め方が変わってきたかもしれないけど、しっかり対応したい」。5月下旬には1軍に昇格した直後のヘルナンデスに岡本和がバットを貸すなど、助け合いながらチームを支えている。

 14安打8得点の大勝で、2人のアベックアーチが出れば3勝1分けとなった。4連敗中はクリーンアップが計43打数5安打で打率1割1分6厘にとどまっていただけに、阿部監督は「中軸が打ったらこういうゲームになるし、勝ちに近づける。毎日、集中力を切らさず頑張ってもらいたいなと思います」。混セを勝ち抜くために、2人のバットは欠かせない。(内田 拓希)

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