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本場仕込み併殺崩しのスライディングなど日本野球に旋風を巻き起こした ウォーリーが愛称のレジェンド

スポーツ報知 / 2024年8月4日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第69回は与那嶺要。

 * * * *

 日本野球に旋風を巻き起こしたのが、与那嶺要だ。

 1925年6月24日、米国・ハワイ生まれ。両親がハワイに移民した日系2世で、ウォーリーが愛称だった。

 47年、アメリカンフットボールチームに入団。50年から野球に転向、3Aに所属後、51年6月、巨人に入団した。

 初出場の6月19日・中日戦は代打で出場し、杉下茂から三塁線へのセーフティーバントを決めてデビュー。9月12日には、1イニング3盗塁、2イニング連続本盗をマーク。併殺崩しのスライディングなど激しい走塁は、本場仕込みと評価される一方で反感も買った。

 52年は打率・344、38盗塁、リーグ最多の163安打。1番・中堅のレギュラーとなり、54年は・361で首位打者。56、57年も首位打者となり、57年はMVPにも輝くなど、第2期黄金時代を支えた。

 60年オフ、中日に移籍し62年引退。中日でコーチとなり72~77年は監督。74年に優勝を飾り、巨人の10連覇を阻止した。

 ロッテ、巨人(78~80年)、南海、西武、日本ハムと多くの球団でコーチを務め、94年に殿堂入り。2011年に死去した。

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