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サニブラウンが日本勢92年ぶり決勝へ視界良好「めちゃくちゃ楽しい」予選で五輪日本人最速10秒02…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月3日 20時17分

◆パリ五輪 第9日 ▽陸上(3日、フランス競技場)

 男子100メートル予選で、世界選手権2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)が五輪日本人最速となる10秒02の4組2着(無風)で、日本時間4日午前3時から行われる準決勝に進んだ。

1932年ロサンゼルス五輪6位で「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳以来、92年ぶりとなる五輪の決勝を狙う。

 ◆サニブラウンに聞く

 ―好調の要因は。

 「わかんないっす。今日は40(メートル)まではしっかり出て、後はスムーズに流していく。しっかり明日も大事になってくる40~70(メートル)まで組み立てていければ明日もしっかり戦える。底をイメージしながらやるかっていう感じだったので、その通りできたと思います」

―中盤以降の組み立てについて。

 「シーズン前半はちょっと体(の調子が)上がってこなくて。60(メートル)からちょっと垂れる感じがあったので、そこからしっかり加速していけるようになってきたと思うので、ここから明日に向けてしっかりメンタル的に調整していければと思います」

―2回目の五輪だが。

 「これが一回目ですかね(笑い)」

 ―ここまでの流れは。

 「あまり、こういう調整の仕方をしていないんで、久しぶりかなって思います」

 ―日本選手権に出場せずに調整した。

 「本当に日本に帰りたくなかったので。申し訳ないですけど(笑い)。日本に帰ると時差ボケとかもあるので、その分しっかり(練習を)積めたのは良かったと思います」 ―観客がすごいです。 「めちゃくちゃ楽しいですよ。人が入っていると。全然違います。去年のブダペスト(世界陸上)の2、3倍多いと思います。いいっすね。東京もこのくらい入ってくれれば、もっと違ったかなって思うんですけど。でも来年(東京世界陸上で)埋めていければなと思います。とりあえず、明日頑張りたいと思います。東京のためにも。明日は、練習でやっていることをしっかり出すだけなので、もう何やってもあまり変わらないと思うので。自分自身の走りをしっかりして、しっかり決勝につなげるつもりで、勝負できると思います」

 ―緊張感は。

 「緊張はしていないです。さすがに明日はしっかり集中していかないといけないので、顔がこわばっているかも知れないですけど」

 ―日本人五輪最速です。

 「大丈夫です。もう気にしなくて、もうどんどん上がるんで。大丈夫です、大丈夫です」

 ◆サニブラウン・ハキーム 1999年3月6日、東京都生まれ。25歳。小学3年から陸上を始め、東京・城西高2年時の15年7月、世界ユース選手権で100&200メートル2冠。17年は日本選手権の両種目を制し、世界選手権で200メートル決勝に大会史上最年少で進出。同年9月に米フロリダ大に進み、19年6月の陸上全米大学選手権で9秒97の日本新(当時)を樹立。21年東京五輪は200メートル予選敗退。22年世界陸上で日本勢90年ぶりの世界大会決勝に進み7位。23年世界陸上6位。190センチ、83キロ。家族はガーナ人の父と日本人の母、弟。

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