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古賀紗理那 現役最後の可能性ある試合終え泣き崩れる「バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月3日 21時58分

試合後に泣き崩れる古賀紗理那(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第9日 ▽バレーボール女子1次リーグB組 日本―ケニア(3日、パリ南アリーナ)

 思わず涙がこぼれた。日本の主将である古賀紗理那は1次リーグ(L)B組最終戦で、ケニアを3―0で下すと「今日勝って、最後かもしれないし、最後じゃないかもしれないっていうところで、本当にみんなで気持ちを立て直して勝つことができてよかったです」と目からあふれるものを止められなかった。

 大会前にパリ五輪での引退を表明。この日はストレート勝ち以外なら敗退が決まる中、条件をクリア。1勝2敗でC組3位となった。しかし、A組のフランス―米国(5日)で米国が1セットでも取れば、2大会連続の敗退が決まる。この日の試合が現役最後となる可能性もある。「今日はもう、キャプテンとかそういうのは考えずにバレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」

 条件は厳しいが、決勝トーナメント進出の可能性を残す。「本当に今日が最後だったかもしれないし、まだ最後じゃないかもしれないので、しっかりもう1回気持ちを入れて戦っていきたいな」と諦めない気持ちを改めて口にした。

 テレビインタビューを終え、仲間の元に向かうと感情が抑えきれず、日本のエースはその場で泣き崩れた。

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