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東京ヴェルディボーイズ、初出場で2勝の快進撃 U15代表・大久保遼に加え日替わりヒーロー誕生だ…エイジェックカップ選手権大会

スポーツ報知 / 2024年8月4日 6時0分

勝利し小原主将(左)とハイタッチする大久保

◆エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会 ▽2回戦 東京ヴェルディボーイズ(東京西)2―1白河ボーイズ(東北南)(8月3日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 初出場の東京ヴェルディボーイズが初勝利に続き、2回戦も突破した。

 こちらも初出場で初陣で勝利した白河ボーイズと対戦。初回1死二塁から4番・大久保遼(はるか=3年)の左前適時打で先制。5回に同点に追いつかれるが、その裏、2死二塁から横川稜平(3年)の一塁後方への当たりが内野安打になり、二塁走者・小原誠也(3年)が生還し勝ち越した。

 先発右腕の浅木勇人(3年)は5回1失点と力投。6回からは大久保が救援登板。7回には無死三塁のピンチを招く。2死までこぎつけたが、申告敬遠で二、三塁と一打逆転の場面も、最後の打者を三振に仕留めた。

 大久保は「絶対、抑えるという強い気持ちで投げた。(申告敬遠は)いいバッターだったので気にしなかった。(後の打者を)全力で抑えにいった」と笑顔で話した。社会人野球ENEOS・大久保秀昭監督(55)を父に持つ遼は、8月にコロンビアで開催される「第6回 WBSC U15ワールドカップ」(16~25日)に出場する侍ジャパンU15日本代表に選出されている。

 支部予選は連続コールド勝ちと打力で圧倒し出場を決めたが、小原慶治監督(46)は「いつも点を取れるわけではないと言い聞かせてきた。守り抜くこういうゲームも出来て、チームとして力を付けたと思う」と選手たちを称えた。

 日替わりヒーローも飛び出した。初戦(2日)の八頭戦では、1死満塁のタイブレークで増木想良(3年)がサヨナラ打。「打ち切るしかないと思っていた。完璧でした。狙っていたスライダーを左中間に運びました」と満面の笑み。初戦は制球を乱し2回途中で降板した浅木は2回戦で見違えるような快投をみせた。「先頭打者を抑えるとシンプルに考えて投げました」と話した。

 6番・左翼手でスタメン出場した笹野琥太郎(3年)は、支部予選では代打出場しかなかった選手。初戦で先発出場も投手交代の影響で打席に立てずに交代したが、この日は3打数2安打の活躍。指揮官は「腐らずにしっかりと練習をしてきた。こういう場所で結果を出してくれてうれしい」と話した。

 それぞれが自分の役割を果たしている東京ヴェルディが、大阪で緑の旋風を巻き起こしている。

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