巨人・菅野智之２年ぶりの１０勝へ「２ケタは先発投手の指標。見栄え良くするためにも頑張ります」

キャッチボールで調整する菅野智之（カメラ・池内　雅彦）

　巨人・菅野智之投手（３４）が２年ぶりの２ケタとなる１０勝目へ、４日・ヤクルト戦（東京Ｄ）に先発する。３日、本拠地で最終調整。「勝ちたいというのは本音です。日本の野球において、２ケタは先発投手の指標だと思うので。見栄え良くするためにも頑張ります」と表情を引き締めた。

　前回７月２８日・ＤｅＮＡ戦（横浜）では、約３年ぶりの完封勝利。疲労もたまる時期に救援陣を助ける役割も果たしていた。ヤクルトとは今季３戦３勝、防御率２・１２。好相性の相手だが「やっぱり投手はどれだけ粘れるかだと思う」と警戒は怠らない。

　リーグＶへ向けても勝負の夏場。「改めて自分の役割というのを再認識して。先発だったら先制点を与えなかったり、無駄な出塁、無駄な進塁を与えないように。試合前に頭を整理してマウンドに上がることが大事」と力を込めた。