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サッカー男子・大岩剛監督の後任、五輪代表監督にJ1川崎・鬼木達監督が浮上

スポーツ報知 / 2024年8月4日 3時0分

鬼木達氏

 サッカー男子で2028年ロサンゼルス五輪出場を狙う年代別日本代表監督の候補に、J1川崎を指揮する鬼木達氏(50)が浮上していることが3日、分かった。

 鬼木氏は06年に現役引退後、07年から川崎で育成やトップチームのコーチを歴任。川崎監督に就任1年目の17年にJ1優勝を飾り、18、20、21年と5年間で4度のリーグ制覇に導いた。MF三笘薫、守田英正、田中碧ら指導した多くの選手が日本代表に定着している。

 広島でJ1を3度(12、13、15年)制した森保一氏が21年東京五輪、鹿島で18年ACL優勝に導いた大岩剛氏がパリ五輪を指揮。日本サッカー協会は一貫して、Jリーグで優秀な実績を残した指導者を五輪代表監督に招へいしてきた。

 ロス世代のU―19日本代表は来年のU―20W杯(チリ)に向けて活動中。過去の五輪日本代表監督は、同W杯後の就任が通例となっている。日本協会は鬼木氏のほか、U―19代表の船越優蔵監督ら複数候補から選定を進めるとみられる。

 ◆鬼木 達(おにき・とおる)1974年4月20日、千葉・船橋市生まれ。50歳。現役時代は鹿島、川崎でプレー。2006年に現役を引退し、川崎で指導者に転身。17年にトップチーム監督に就任し、1年目にクラブ初タイトルとなるリーグ優勝。リーグ通算優勝4回(17、18、20、21年)、ルヴァン杯1回(19年)、天皇杯2回(20、23年度)。愛称は「鬼さん」。

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