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【西武】松原聖弥が2安打3打点で移籍後初の本拠地お立ち台「何とか結果で恩返ししたかった」

スポーツ報知 / 2024年8月3日 23時8分

ヒーローインタビューで笑顔をみせる武内夏暉(左)と松原聖弥(カメラ・小泉 洋樹)

◆パ・リーグ 西武7―0楽天(3日・ベルーナドーム)

 初めて見る景色に心が震えた。巨人から移籍して初めて立った本拠地ベルーナドームのお立ち台。松原聖弥は「サイコ~です」と声を張り上げた。

 この日は8番・右翼で先発。1点を先制した直後の2回1死二塁、滝中が投じた真ん中へのスライダーを見逃さずフルスイング。打球はライナーで右中間を破る適時三塁打になった。7月10日の日本ハム戦(ベルーナドーム)以来となる安打に続き、8回の第4打席では左中間へ2点二塁打。移籍後初のマルチ安打に「マルチ安打自体が2年ぶりくらいなのですごくうれしいです」と言葉を弾ませた。

 6月25日に若林楽人とのトレードで西武に加入。登録された同26日の日本ハム戦(大宮)に1番・右翼で先発するなどすぐに起用されながら、打撃の調子が上がらず後半戦は先発の機会が減っていたが、この日は右へ左へ持ち味の広角打法を披露。「苦しい時期が続いていたのでチャンスで1本出てよかったです」と息をついた。移籍後は巨人時代から兄のように慕う炭谷をはじめ後輩の選手が声をかけてくれた。「先輩も後輩もやさしく溶け込みやすい環境なので、何とか結果で恩返ししたかった。ヒーローでお立ち台に立ててよかったです」と仲間たちに感謝した。

 お立ち台では「改めまして、1か月ほどたちましたが松原聖弥です。シーズンは残っているので、1試合でも多く勝利に貢献できるように頑張ります」。本拠地のライオンズファンの前で反撃を誓った。

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