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ボクシング男子57キロ級の原田周大は準々決勝敗退 日本男子7人目の快挙ならず…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月4日 3時38分

◆パリ五輪 第9日 ▽ボクシング(3日、パリ北アリーナ)

 【パリ(3日)=小林玲花】男子57キロ級で初出場の原田周大(22)=専大=が準々決勝でジャビエル・イバネシディアシ(ブルガリア)に54-60の判定で敗れ、準決勝進出はならなかった。3位決定戦がないため勝てば銅メダル以上が確定した一戦で敗れ、21年東京五輪フライ級銅の田中亮明に続く日本男子史上7人目となる表彰台入りを逃した。

 ×   ×  ×  ×

 サッカー少年だった原田が、ボクシングを始めたのは中学から。入学した中学に珍しくサッカー部がなく「何をしよう」と悩んでいた時に、兄が通っていたボクシングジムを見学した。当初は基礎練習が繰り返し。ボクシングにあまり興味を持てなかったが、スパーリングが始まると、次第にのめりこんだ。豊国学園高では3年時の国体で準優勝するなど成果が出始め、専大に進んだ。

 大学では21年の全日本選手権にバンタム級で初優勝し、パリ五輪を意識するようになった。昨年から71キロ級で2大会連続五輪代表の岡沢セオン(28)=INSPA=に誘われ、海外での武者修行に同行。強豪のウズベキスタンなどで学び、得意の左ジャブを生かしたスタイルに自信を得た。

 昨年の杭州アジア大会で準優勝し、五輪切符を獲得。大会前には「初めての五輪ということで、あまり期待とかも少ない方ですけど、どんどん挑戦する気持ちで挑んでいって、頑張って結果を残したい」と語っていた。

 ◆ボクシング日本勢の五輪メダル ▽1960年ローマ・田辺清(男フライ級銅)▽64年東京・桜井孝雄(男子バンタム級金)▽68年メキシコ市・森岡栄治(男子バンタム級銅)▽2012年ロンドン・村田諒太(男子ミドル級金)、清水聡(男子バンタム級銅)▽21年東京・入江聖奈(女子フェザー級金)、並木月海(女子フライ級銅)、田中亮明(男子フライ級銅)

◆原田 周大(はらだ・しゅうだい)。2001年10月2日、22歳、福岡・豊国学園高出、環境開発、福岡県出身、23年アジア大会2位。167センチ。

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