バレーボール男子の準々決勝の相手はイタリアに決定 ５日２０時から激突…パリ五輪

２日の米国戦第３セット、得点した西田有志（１）を迎える選手たち（カメラ・小林　泰斗）

◆パリ五輪　第８日　▽バレーボール男子１次リーグ（３日）

　バレーボール男子の準々決勝の相手がイタリアに決まった。現地時間５日午後８時開始予定。この日行われた１次リーグ（Ｌ）最終戦で、Ｂ組のイタリアはポーランドに３―１で勝利。３戦全勝米国、スロベニアと並び、勝ち点の差で１位となり同８位の日本との対戦が決まった。

　日本の２２年世界選手権王者イタリアとの対戦成績は７勝１２敗。直近では５月のネーションズリーグ・ブラジル大会で対戦し１―３で逆転負け。その時は主力をズラリと並べたイタリアに対し、日本は左のエース西田有志、セッター関田誠大を温存し、石川祐希、高橋藍も合流していなかった。

　世界ランク３位の日本は１次Ｌ最終戦で同６位の米国に１―３で敗れたが、１セットを奪った。これにより、争っているＡ組３位のセルビアが残りの１試合を３―０で勝った場合でも勝敗と勝ち点で並び、セット率を比較してセルビアが「０・８３３」、日本が１―３で敗れた場合も「０・８５７」で上回るため、Ｃ組３位以上での２大会連続の決勝トーナメント進出が決まっていた。