ヌートバーが９回に決勝犠飛、最近９試合で３度目のベンチスタートに奮起

◆米大リーグ　カブス４―５カージナルス（３日、米イリノイ州シカゴ＝リグレーフィールド）

　カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が３日（日本時間４日）、敵地のカブス戦の９回に、決勝点となる犠飛を放って勝利に貢献した。

　ヌートバーは７月８日に今季２度目に負傷者リストから復帰、最初の１３試合はすべて先発出場していたが、最近９試合で３度目のベンチスタートとなった。

　その間の成績は２１打数４安打１打点と精彩を欠いた上に、ホワイトソックスから７月末に加入した３６歳のトミー・ファム外野手が移籍初戦で満塁本塁打を放つなど４試合で１３打数６安打と好調で、この日の外野陣はドノバン、シアニ、ファムが先発となっていた。

　同点となった８回に中堅の守備に入ると、９回無死三塁で打席が回り、守護神ネリスから右中間に犠牲フライを放って決勝点を叩き出した。

　後半戦３打点目が貴重な決勝点となっただけに、今後スタメン定着なるか注目される。