ドジャース大谷翔平、２戦連発３４号なるか…敵地アスレチックス戦に「１番・指名打者」でスタメン

◆米大リーグ　アスレチックス―ドジャース（３日、米カリフォルニア州オークランド＝オークランドコロシアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が３日（日本時間４日）、敵地・アスレチックス戦のスタメンに「１番・ＤＨ」で名を連ねた。３４号アーチが出れば、６月２５、２６日のホワイトソックス戦以来、今季７度目の２戦連発になる。

　２日（同３日）のアスレチックス戦では、５打数１安打。その１つの安打が３３号３ランだった。２－６で迎えた９回２死一、二塁で、打った瞬間に分かる弾丸アーチを右中間に放った。打球速度１１６・３マイル（約１８７・２キロ）、飛距離４０５フィート（１２３・４メートル）、打球角度２５度だった。

　第５打席で本塁打が生まれるまで４打席で凡退。加入後ワーストの１９打席ノーヒットで、瞬間的に打率がリーグトップから陥落していた。２０打席ぶりの待望の快音が、移籍後初の３ランだった。

　大谷の一発で１点差に迫ったものの、ドジャースはア・リーグ西地区最下位アスレチックス敗れて３連敗。４連勝で２位に浮上したＤバックスとは４ゲーム差となった。

　打線と投手の主力に離脱が相次ぐドジャース。「攻撃面を背負うのは、翔平ひとりの仕事ではない。そんなことは不可能だ」とロバーツ監督。「なかなか勝てずチームとしてフラストレーションがたまっている」と大谷は話すが、大谷の一打ほどチームのムードを好転させるパワーを持つものはほかにないはずだ。