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早田ひなの銅メダル獲得は「攻めて、攻めて」に加わった“うまさ”が要因 平野早矢香さんが解説…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月4日 9時0分

銅メダルを掲げて笑顔の早田ひな(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第9日 ▽卓球(3日、パリ南アリーナ)

 女子シングルスの3位決定戦が行われ、世界ランキング5位で第3シードの早田ひな(日本生命)が銅メダルをつかんだ。同8位で第4シードの申裕斌(シン・ユビン)=韓国=を4―2で下した。2日の準決勝では同1位の第1シード・孫穎莎(そん・えいさ)=中国=にストレートで敗れたが、21年東京大会の伊藤美誠(スターツ)に続く日本勢同種目2大会連続の表彰台を果たした。平野早矢香さんが早田の勝因を解説する。

 早田選手は左腕の状態が良くない中、よく勝ちきったと思います。試合前の練習を見ていて通常ならば、フォアの強打を打つところを力をセーブしたコントロールショットを中心に丁寧に打っていました。試合に入ってもそのリズムを崩さず無理をしなかったことが勝利につながりました。かつての早田選手のスタイルは「攻めて、攻めて」というイメージでしたが、今は攻めるだけではなく、うまさが加わっています。自分が今できることを頭で理解し、試合を組み立て相手を圧倒します。

 正直、実力から考えても早田選手がメダルを取ってもさほど驚きはありません。ただ、今回はけがを負った中での銅メダルは本当に価値があります。いつも通りのプレーが出来ないマイナスからのスタート。それでも駆け引きを駆使する姿に改めて大きな成長を感じました。テクニック的なことばかりを口にしてきましたが、それを支えたのは心の部分。気持ちで勝ったと言えます。(12年ロンドン五輪女子団体銀メダリスト、ミキハウス所属)

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