ドジャース山本由伸、負傷後初ブルペンで２０球…９月復帰へ「制球にも球速にも我々は満足」とロバーツ監督

メディアに対応するドジャースのロバーツ監督（カメラ・村山　みち通信員）

◆米大リーグ　アスレチックス―ドジャース（３日、米カリフォルニア州オークランド＝オークランドコロシアム）

　右肩痛で６０日負傷者リスト（ＩＬ）に入っているドジャース山本由伸投手が、３日（日本時間４日）にブルペン投球を行った。ロバーツ監督がアスレチックス戦の試合前にメディアに対応し、明らかにした。

　遠征に帯同していない山本は、この日に本拠ドジャースタジアムでブルペンに入る予定だった。同監督は「由伸は今日、投げたよ。制球にも球速にも我々は満足している。本人の投げた後の感じも良いとのことなので、火曜日（６日）に次のブルペンを予定している」と話した。

　２０球を投げ「速球と、何球かのカーブ。私が思うに何球かのスプリットも。だからたぶんすべての球種を混ぜて投げたのではないかと思う。これは９月のどこかの時点で彼が戻ってくるための大きな一歩だ。これは彼にとって最初のリアルな一歩だ。そして、次のアグレッシブなブルペンが火曜日だ。我々は正しい方向にむけて前進している」と９月戦列復帰へ向けて順調に調整が進んでいることを強調した。