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バスケ女子 日本は3連敗で1次L敗退 0勝で去るのは6度目の五輪で初 前回銀メダリストがまさかの終戦

スポーツ報知 / 2024年8月4日 19時41分

◆パリ五輪 第10日 ▽バスケットボール女子1次リーグ 日本58―85ベルギー(4日、リール=ピエール・モロワ競技場)

 1次リーグC組最終戦が行われ、21年東京五輪銀メダルで世界ランク9位の日本は、同6位のベルギーに58-85で敗れ、3戦全敗で大会を終えた。前回銀メダリストは、パリ五輪での金メダルを目指し挑戦してきたが、8強進出はならなかった。大会方式が異なるが、日本は6度目の五輪出場で1勝もできずに敗退するのは、初めてとなった。

 第1クオーター(Q)は7-19と12点ビハインドで終えた。第2Qは日本の3点シュートが決まるなどしたが、点差は広がり、23-39で折り返した。ベルギーも1次リーグ未勝利で、大差勝利なら突破に望みをつなぐのは日本と同条件。後半も次々と得点を決められ、敗れた。

 ライバル国に190センチクラスがズラリと並ぶ中、日本の平均身長は、173・6センチとひときわ小さい。サイズで劣る分、運動量、スピード、シュート力を武器に、総力戦で世界に立ち向かってきた。

 日本の強みを最大限に生かすために掲げたコンセプトは「走り勝つシューター軍団」。2月の五輪世界最終予選では、スペイン、カナダと世界ランクで格上の2チームに勝って五輪切符を獲得。確かな手応えをつかんでいた。

 今回は、全員が五輪経験者。21年東京五輪銀メダルメンバーは9人で、吉田亜沙美(アイシン)は2016年リオ五輪以来、2大会ぶり。山本麻衣(トヨタ自動車)と馬瓜ステファニー(サラゴサ)は、前回大会3人制で出場。五輪を知る12人で頂点を目指した。

 五輪の初戦は8連覇を狙う女王・米国戦で76―102で完敗。次戦は同19位のドイツ戦で、得点源の山本麻衣(トヨタ自動車)が脳しんとうのため欠場。突破のためにも必ず勝利したかった1戦だったが、64―75で敗れていた。試合後、馬瓜エブリン(デンソー)は号泣。「みんなをプッシュすることができなくて、責任を感じています」と追い込まれ、苦しそうに言葉を絞り出した。

 突破をかけた最終戦のベルギーは、21年東京五輪の準々決勝でも対戦し、林咲希(富士通)が終盤に3点シュートを沈めて大逆転勝利を収めていた。直近では7月21日に強化試合を行い、65―75で敗れていた。

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