五十嵐カノア「サーフィンというスポーツを好きになってくれて嬉しい」パリ五輪での応援に感謝「いつかみんなの前で金メダルを」

五十嵐カノアのインスタグラム（＠ｋａｎｏａｉｇａｒａｓｈｉ）より

　パリ五輪・サーフィンに出場した東京五輪銀メダルの五十嵐カノアが４日、自身のＳＮＳを更新。五輪出場にあたりたくさんの応援を受けたことに感謝の言葉を寄せた。

　インスタグラムのフォロワー数が６５万人を超える五十嵐はこの日、五輪競技が行われたタヒチ・チョープーで撮影されたと思われる夕日を背景にした美しい写真を投稿。３回戦敗退に終わったパリ五輪について「今回はメダルを取れなくて残念でしたが、オリンピックに向けた準備はとても充実してました」とコメントした。続けて「サーフィンは自然を相手にする難しさにチャレンジがあるスポーツです。東京オリンピックとは違ったけど、パリオリンピックではたくさんのことを学んでいい経験ができました」とタヒチの海と向き合った日々を振り返った。

　米国カリフォルニア育ちの五十嵐は英語での投稿も多いが、この日はすべて日本語での投稿。「日本のファンの皆さんの応援とチームジャパンのスタッフのサポート、本当にありがとうございました。サーフィンというスポーツを好きになってくれて嬉しいです。いつかみんなの前で金メダルを取るのを目指して、これからも全力で頑張ります。たくさんのメッセージありがとう！ 」とつづり、ＳＮＳなどを通じて寄せられたたくさんの声に感謝。

　この投稿には、「カノアくん、感動をありがとう」「サーフィンは自然相手だから、他の競技以上に、その時の“運”の要素がかなり大きいんだなと知りました」「カノアくんが波に挑む姿、感動しました」など苦手なクセの強いタヒチの波に懸命に挑む姿に感動したファンから、いたわりの声が続々届いた。また「次のオリンピックに向けて、更なるご活躍を期待しています！」という早くも次の五輪を期待する声も集まった。

　五十嵐カノアは１９９７年生まれの２６歳。２０２３年、米ピープル誌がファン投票などで選出する「スポーツ界の最もセクシーな男２１人」にドジャース・大谷翔平と共に選出されるなどイケメンぶりにも注目が集まっているが、この年秋には米国の名門ハーバード大学院に進学したことを明かすなど、スポーツだけにとどまらない幅広い分野で活躍を続けている。