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柔道混合団体メダリスト会見 阿部詩はネット上の投稿について「温かい言葉が人としては絶対にうれしいかなと思いました」

スポーツ報知 / 2024年8月4日 20時56分

3日の表彰式で銀メダルを手にする阿部詩(右)と阿部一二三

◆パリ五輪 第10日(4日)

 柔道の混合団体で銀メダルを獲得した日本代表が、現地でメダリスト会見に臨んだ。初戦のスペイン戦に出場した阿部詩(パーク24)も出席した。女子52キロ級では2回戦で世界ランキング1位の相手に一本負けで敗れ、メダルを逃した。号泣する姿に対しては、SNSでは同情や励ましの声に交じって、中傷の書き込みもあった。

 会見ではSNSの質問も出た。男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹は「SNSの誹謗中傷など、選手は人生かけて必死に戦っているので、それを分かって頂いた上で投稿とかをしていただきたいなと思います」と話し、阿部詩も「永山さんと同じ意見なので。同じです」と話した。

 個人戦が終わってから団体戦までの過ごし方なども聞かれた阿部詩は「一番大切な言葉は身近な人の言葉だと思うので、普段からサポートしていただいている人たちの言葉を大切にして団体戦までは調整練習だったり日々の生活をしてました」と答えた。

 SNSの投稿は見ないようにしていたのか?という質問には「うーん、見たくなくても目に入ってくるものではあったのであまり気にせず、でもほんとに一人一人が人生をかけて、全てをかけて頑張っていることなので、温かい言葉が人としては絶対にうれしいかなと思いました」と話していた。

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