【関屋記念展望】今年のアーリントンＣ覇者ディスペランツァが中心

関屋記念の登録馬。※騎手は想定

　第５９回関屋記念・Ｇ３が８月１１日、新潟の芝１６００メートルで行われる

　今年のアーリントンＣ覇者ディスペランツァ（牡３歳、栗東・吉岡辰弥厩舎）は皐月賞３着のファントムシーフの弟。ＮＨＫマイルＣ７着は直線で他馬の斜行の影響を受けた敗戦。スムーズに駆ければチャンスは大きい。

　ＮＨＫマイルＣ３着のロジリオン（牡３歳、美浦・古賀慎明厩舎）もジャンタルマンタル、アスコリピチェーノと渡り合った脚力がどこまで通用するか。

　前走の東京新聞杯を制したサクラトゥジュール（牡７歳、美浦・堀宣行厩舎）は左回り、マイルの条件で重賞連勝を狙う。

　米子Ｓからの連勝狙うトゥードジボン（牡５歳、栗東・四位洋文厩舎）。全５勝は阪神、京都だが、左回りも苦手意識なく、新潟をこなして勝機をうかがう。

　安田記念１３着以来のパラレルヴィジョン（牡５歳、美浦・国枝栄厩舎）もニューイヤーＳ、ダービー卿ＣＴ連勝時の走りが出来れば。メイＳの勝ちっぷりが良かったプレサージュリフト（牝５歳、美浦・木村哲也厩舎）、安定感出てきたディオ（牡５歳、栗東・辻野泰之厩舎）も圏内。（大上　賢一郎）