1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【甲子園】金足農OB吉田輝星が「不屈の華」Tシャツプレゼント 全国制覇へ魂注入

スポーツ報知 / 2024年8月5日 5時5分

抽選クジを引く金足農・高橋佳佑主将(カメラ・朝田 秀司)

 第106回全国高校野球選手権大会(7日から17日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、2018年夏に吉田輝星(現オリックス)を擁して準優勝した金足農(秋田)は、第3日の第2試合で西日本短大付(福岡)との対戦が決まった。輝星からはナインに「不屈の華」とプリントされたロングTシャツが贈られたことが判明。輝星の弟の2年生右腕・大輝もフル稼働し、全国の頂点を目指す。

 話題校同士のマッチアップに抽選会場が沸いた。“金農旋風”の再現を目指す「雑草軍団」。初戦の相手は日本ハム・新庄監督の母校で92年夏の優勝校・西日本短大付に決まった。主将の高橋佳佑外野手(3年)は瞳を輝かせ、聖地での戦いに思いをはせた。

 「何度も甲子園に出ている、力のあるチーム。相手が決まって『やってやるぞ』という気持ちは、さらに強くなりました」

 闘志に火をつける出来事があった。18年夏、甲子園準Vの原動力となった輝星先輩から、ロングTシャツの差し入れがあった。背中には「不屈の華」とプリントされていた。高橋の兄は、チームの佑輔コーチ。6年前の夏、3回戦の横浜(南神奈川)戦で逆転3ランを放ったヒーローだ。

 「兄が大学時代に使っていたグラブにも『不屈の華』と刺しゅうされていました。あの代のテーマなのかなと」。輝星もプロ入り後、その言葉が刺しゅうされた練習用グラブを使用していた。「自分たちの力は49番目。下から泥臭く、粘り強く戦っていきたい」。“輝星魂”で難敵に挑む決意だ。

 「18年の夏、達成できなかった優勝が目標。目の前の相手に一戦一戦、戦っていきたい」と高橋。挑戦者としての、熱い夏が幕を開ける。(加藤 弘士)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください