【阪神】森下翔太＆佐藤輝明が止まらん！ １１安打で３カード連続の勝ち越し

１回１死二塁、先制の適時二塁打を放つ森下翔太（カメラ・中島　傑）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ＤｅＮＡ０―４阪神（４日・横浜）

　阪神は３番・森下と４番・佐藤輝の活躍が光り、１１安打で３カード連続の勝ち越しを決めた。初回１死二塁で森下が左前への先制打。セ・リーグ史上１１人目の１０試合連続打点とした。球団では８６年にバースが記録したプロ野球最高の１３試合連続に次ぐ、歴代２位。５１年の藤村富美男、８５年の掛布雅之のダブルレジェンドを抜いた。５回には１死一、二塁で佐藤輝がバックスクリーン右へ８号３ラン。２試合連続アーチで突き放した。４回は無死満塁で無得点。嫌なムードになりかけたところで、一気に空気を変えた。

　佐藤輝は４回の右前打で自己最長の連続試合安打を１３に伸ばした。７戦連続マルチ安打と絶好調。３日は逆転負けで８連勝が止まったが、３、４番の勢いは加速したままだ。

　先発の西勇は５回１０１球を要したが、粘って２安打無失点で５勝目。６回以降はリリーフ陣がリードを守った。