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【甲子園】8チームが「夕方の部」登場 ナイターでどんな名勝負が生まれるか注目

スポーツ報知 / 2024年8月5日 5時15分

夜の甲子園球場(写真は5月の阪神・巨人戦)

 第106回全国高校野球選手権大会(7日から17日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。

◆大会展望

 全体的には強豪校が分散した印象だ。とはいえ、今春センバツ王者の健大高崎と21年夏準Vの智弁学園、“西の横綱”大阪桐蔭に興南、明豊がひしめき合うブロックは見応え十分。さらに、木更津総合と昨夏4強メンバーが10人残る神村学園との対決は、1回戦屈指の好カードだ。

 猛暑対策で今夏、開幕からの3日間に導入される朝夕2部制によって、8チームが「夕方の部」に登場する。各校とも日頃から照明の中で練習を重ねている模様で、大きな影響はなさそうだ。79年夏の甲子園3回戦では箕島・星稜戦が延長18回、3時間50分の死闘となり、午後7時56分に試合終了。今でも「高校野球史上最高の試合」として語り継がれる。ナイターでどんな名勝負が生まれるのか、楽しみだ。

 暑さ対策の一環としては、7回制の議論も始まった。容認の声も聞かれる中、「8、9回の攻防こそ野球の醍醐(だいご)味」と反対の声もある。飛ばない低反発バットで争われる初めての夏。終盤に手に汗握る攻防が続出すれば、議論の行方に影響を及ぼすかもしれない。酷暑の中、知恵を絞りながら、選手第一の運営を模索する大会になりそうだ。(編集委員・加藤 弘士)

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