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ビーチバレーの長谷川、石井組が日本女子初の決勝T…「ベストフレンド」の開催国ペアに快勝、夫はともにバレー選手

スポーツ報知 / 2024年8月5日 5時45分

◆パリ五輪 第9日 ▽ビーチバレー(3日、エッフェル塔)▼女子決勝トーナメント進出決定戦  長谷川暁子・石井美樹 2-0 プラセト・リシャール(フランス)

 女子の長谷川暁子(38)=NTTコムウェア=、石井美樹(34)=湘南RIGASSOク=組が3日、1次リーグが設けられた04年アテネ五輪以降、日本女子初の決勝トーナメント(T)進出を決めた。決勝T進出決定戦でプラセト、リシャール組(フランス)に第1セット21―15、第2セット21―18で勝利した。決勝T1回戦は、5日午後9時(日本時間6日午前4時)からブラジルペアと対戦する。

 雨のエッフェル塔の下で会心のプレーを披露した。長谷川、石井組は地元の大声援を受けたフランスペアにストレート勝ち。勝利が決まると抱き合って喜び合った。

 「身長が低い分、サーブとディフェンスが機能しないといけない」と長谷川。ブロックに跳ぶと見せかけ、下がってレシーブしたり、相手が打つ直前にレシーブに入る位置を変更するなどして、何とか強打に耐えた。守備の工夫から反撃。第1セットは中盤から、第2セットも終盤の勝負どころで得点を加え、勝利に結びつけた。

 相手のフランスペアとは今春にブラジルで合宿をともにした間柄。誕生日を一緒に祝ったこともあり、ワールドツアーを転戦する仲間の中でも「ベストフレンド」と長谷川は表現する。

 石井は決勝T進出を懸けた決戦を制したが、「勝ちたいという気持ちだったけど、ずっと一緒にやってきた仲間なので素直に喜べない」と複雑な心境を吐露した。初めて臨む決勝トーナメントでは戦友の思いも背負って戦う。

 ◆長谷川 暁子(はせがわ・あきこ)1985年11月30日、東京都生まれ。38歳。文京学院大女高―青学大卒。08年にNECに入団。14年からビーチバレーに転向。夫の徳海もビーチバレー選手。175センチ、右利き。

 ◆石井 美樹(いしい・みき)1989年11月7日、神奈川・藤沢市生まれ。34歳。大和南高。08年、久光製薬に入団。JTを経て14年にビーチバレーに転向。21年東京五輪では村上めぐみと組んで出場も決勝トーナメント進出決定戦で敗退。夫は元男子日本代表の越川優。172センチ、右利き。

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