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黒宮幹仁コーチが松山英樹の覚悟明かす「メダルを取るかそれ以外か、彼もそこに懸けて準備していたと思う」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月5日 4時27分

◆パリ五輪 第10日 ▽ゴルフ(4日=最終日、ル・ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)

 男子の最終ラウンドが行われ、3打差4位から出た松山英樹(LEXUS)が銅メダルを獲得した。6バーディー、ボギーなしの65で回り通算17アンダー。女子では前回の東京大会で稲見萌寧が銀メダルを獲得しているが、男子では初の表彰台。銅メダルをかけたプレーオフの末に敗れて4位だった東京五輪の悔しさを晴らした。

 松山の黒宮幹仁コーチは「メダルを取りにいくつもりでしか準備していない。メダルを取るかそれ以外か、彼もそこに懸けて準備していたと思う」と振り返った。初日後のインタビューで松山は「今週は内容は全く気にしていない。結果だけにこだわる」と話していた。黒宮コーチは「今までにない調整とか、試合でも、珍しく結果にこだわった打ち方をしていた。スイングが悪いから結果が悪いっていうことではなく、それが悪くても、成績出さなきゃいけないということに特化した4日間をやっていた」と明かした。

 第3日には71と伸び悩んだが、黒宮コーチは「ちょっとボールの位置が左に寄りすぎていたのではというところを修正したら、しっくり来たみたいな、ショットは合ったという感じ。歓声とか湧き方も自分の間合いを外されたりという中で残り3、4ホールよく耐えてくれたなっていうのがある」と、この日の65のプレーを絶賛した。

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